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ランキング商品の気になる感想は?

ワープする宇宙 [ リサ・ランドール ]のレビューは!?

年齢不詳さん
自分の考えを新しくするようなものを読みたいなと思い購入しました。難しそうですが、わかりきったありふれたものではつまらないので、理解できるか挑戦してみます。

30代 男性さん
読むまでの彼女は、超ひも理論研究者やブレーン宇宙論者と大差ない、数多くいるモデル構築の1人なのですが、珍しい女性物理学者・しかも美人ということと、余剰次元のうち一般の感覚でも理解しやすくインパクトのある巨視的な5番目の次元を強調して有名になっただけの人という印象がありました。 しかしそれだけではない実績と実力を持っていて、本書はそれを如何なく発揮した作品となっています。 ブレーン宇宙論とは、超対称性理論を構築するのに必要とされる11次元ないし26次元の余剰次元がこの宇宙でどのように隠されているのかと言うところで、大きく開いた3つの空間次元の中に余剰次元がミクロに巻き上げられているという古典的な超ひも理論のような解釈ではなく、高次元空間の中に我々の住む4次元宇宙がまるで3次元空間における2次元の膜のように存在しその外側の多次元空間とは干渉しないというものです。 このようなモデルはたくさんあるのですが、彼女の場合、宇宙は5次元時空(空間次元では4次元)であり、我々は4次元ブレーンに囚われているというもので、独特な点は5番目の次元は大きく歪曲(Warped)しているというところです。 さらに彼女は他の理論物理学者と違って、実証物理学者であるという点が際立っています。 実際の実験から理論を証明しようとしています。 スイスの欧州原子核研究機構CERNで今年完成した世界最大の加速器LHCによって数年以内にはなんらかの結果が出るでしょう。 彼女によれば、4次元ブレーンにはすべての粒子・力が囚われていますが、ブレーン外のバルクと呼ばれる5次元空間にも重力のような力・粒子が存在すると予想され、このような5次元方向に運動量を持っているカルツァー・クラインモードがLHCの陽子衝突実験で生み出され軌跡を残しまた5次元方向に消えていってしまうらしいのです。 この現象では我々が通常生きている4次元時空で成り立つエネルギー保存の法則は破れてしまいます。 読んでいる最中も、読んだ後もドキドキする大変エキサイティングな一冊です。

年齢不詳さん
買ったら、以外に字が細かくて本が厚くて・・・ まだ読み出す勇気が出ません。

40代 男性さん
内容はなかなか難解です。 最近発見されたCERNのヒッグス粒子が 何かのヒントになるかもしれません。

40代 男性さん
話題の美人物理学者の本とのことで購入したが、文系人間にいはちと荷が重い、、、

年齢不詳さん
面白くてしょうがないですね。。。 是非、読んでみてください。。。 私たちの住んでる世界、それ以外の時空、考えるだけでたのしい。

年齢不詳さん
世界的な科学者の書いた話題の本なので、ちょっと背伸びして買いました。が、結構わかりやすい本でした。

40代 男性さん
NHK-BSの番組をみて大変興味を持ちました。しかも著者がノーベル賞候補最右翼とあっちゃあ、読まないわけにはいきません。科学の分野では翻訳の能力が読み易さを左右しますが、その点やや不満があります。また、いくら平易に書いてあってもやっぱり内容が内容だけに、頭を明晰な状態に保って読まないとついていけません。こうした最先端の知識は一般教養として知っておくべきでしょうし、些事にとらわれる日常の中で読むと、清冽かつ爽やかな印象に神の国を見るようで鳥肌さえたちます。それにしても、広大な多次元空間に浮かぶ微小な3次元ポケットに我々が住んでいるというのですから、この本を読んでから、いつもの見慣れた風景も心なしゆがんで目に映り、困っています。

40代 男性さん
やはりなかなか難しい・・・ でも読めないことはない!

年齢不詳さん
超文系人間の自分に果たして、この本が理解できるか・・自身で興味深く購入しました。次元の概念は、一見難しいようですが、著者の説明の巧さと人間に本来備わっている!?想像性(いや理解力かな)の助けにより、「なるほど!」と頷くことができました。但し、数式を使っていないとはいえ、やはり基礎力のない文系人間は、じっくりと言葉を噛み締めながら読んでいく必要があるかな・・と思います。できれば、物理学の基本的な知識があった方が、遥かに読み進むスピードは速くなるでしょうし、中盤に登場する相対性理論からひも理論に至る各章の理解力も格段に高まることは間違いないとも思います。この本を読んだ後には、確かに不思議な感覚に陥りますよ。目に見えている3次元の世界って何なんだろうと思ってしまいますから。経済系の本ばかり読んでいた人間には、久しぶりに新鮮な読後感を味わえる一冊でした。一般教養としても、読んで損はない一冊だと思います。この種の本としては、値段も極端に高いわけではなく、リーズナブルな範疇ですし。蛇足ですが、著者のリサ・ランドール博士は、翻訳者の後書きにもあるように、確かにジョディ・フォスター似の美人ですね。何だか、アメリカのTVドラマの科学者役の美人女優みたいで、現実にこんな人がいるんだなあ・・というのに、別の意味で感銘を受けました。

30代 女性さん
大学で物理学を学んだ方には、楽しく読めるのではないかと思いました。平易に書かれているのだろうなあとは思いましたが、童話的に書かれた部分以外は、正直なところ理解できませんでした。物理学の素地のない私には、とても難しい本でした。

40代 男性さん
何故この世は3次元の空間しかないのだろう?と子供の頃から疑問に思っていたことに、徹底的に回答してくれます。 この本を読めば、この世は10次元でできているなど衝撃の報告もあり、理解するのに難しい面もありますが、宇宙から素粒子まで全ての疑問に答えてくれます。当然、まだ発見されていない素粒子やひも理論、ブレーン、余剰次元など、興味ある内容が満載で、読んでいて飽きません。物理に興味のある方は是非一度、読んでみてください。

40代 男性さん
この本が新聞の書評に載っていたこと、著者がニュースの特集にでていたことから、思わず購入を決めたもの。 暇なときに時間をかけてじっくり読もうと思います。

年齢不詳さん
NHKで著者のリサ・ランドール博士の特集を見て、彼女の美貌と同時に大胆な理論に興味を惹かれました。 以前読んだ別の著者のひも理論の本は後半で挫折しましたが、今回は頑張ってみようと思います。

30代 男性さん
当たり前だと思っている世界の、その先を知りたい…そんな好奇心から購入しました。 余剰次元(三次元より多い次元)に関する最新物理学の内容を、これまでの物理の発展の過程の解説を交えつつ書いてある本です。 「わかりやすく」と言う謳い文句がありますが、物理の知識の乏しい私には、めちゃくちゃ難解でした。特に素粒子の章は、数百ページ戻って読み直しましたが、それでもさっぱりわかりません(一応国立大学の理系を卒業しているのですが…情けない)。 頭を抱えながら少しずつ少しずつ2ヶ月かけてどうにか読み終えましたが、はっきり言って、「余剰次元はあり得るし、それは普段非常にコンパクトになっていて目にする事ができない」と言う表面しか理解できませんでした。 この本は、ある程度物理学の基礎や応用の理解がしっかりできている人が読んで初めて面白いと感じられるレベルかなぁ、と思います。久々に、苦痛な本でした…(^_^;)